オルフェウスのお手入れについて
大切な音色を末永くお楽しみいただくために、
日常のお取り扱いとお手入れ方法をご紹介します。
直射日光や高温多湿の環境でのご使用はお避けください。木製筐体の変色・変形、音色の変化、金属部分のサビの原因となる場合があります。
ゼンマイを巻く際に少しでも抵抗を感じた場合は、ただちに中止してください。強く巻き過ぎると内部機構に負担がかかり、破損の原因となります。
演奏後はゼンマイを残したままにせず、できるだけ最後まで演奏するか、巻き残しを最小限にしてください。長期間放置すると部品に負担がかかります。
演奏を止める際は、できる限り曲の終わりと始まりの間(ピンがない部分)で停止させてください。ピンが櫛歯に触れた状態で止まると、音質の劣化や部品の変形・摩耗につながる場合があります。
ご自身での分解や改造は行わないでください。故障やけがの原因となる場合があります。
柔らかい布(眼鏡拭きやマイクロファイバーなど)で、軽く円を描くように拭いてください。指紋や軽い汚れはこれだけで十分に落ちます。
洗剤やアルコールは絶対に使用しないでください。木部の塗装が剥がれたり、艶が失われる恐れがあります。
水で軽く湿らせた布をよく絞り、水分を残さないようにしてください。濡らしすぎは木部の反りや金属部のサビの原因になります。
繊細な象嵌細工は強く擦らないようご注意ください。ホコリは柔らかい刷毛やブロアーでやさしく払うと安心です。
理想的な湿度は40〜60%です。冬場の乾燥や梅雨時の高湿度を避け、除湿剤や調湿剤をご使用ください。
年に数回はゼンマイを軽く巻いて演奏し、内部部品の固着を防いでください。
無理にゼンマイを巻かず、販売店または当店へご相談ください。ご自身での分解や注油は絶対に行わないでください。
5〜10年ほどご使用いただいた後は、内部清掃やグリスの再塗布などのメンテナンスをご依頼ください。定期的な点検が、音色を永く保つ秘訣です。